今日は欠席。でも、何もしなかったわけじゃない
2025年5月15日、今日は学校を休みました。
でも、ただ「行かなかった」というよりも、「行こうとしたけど無理だった」そんな一日です。
朝、3回も玄関まで出ました。カバンを背負ってドアの前に立ち、深呼吸して。でも、やっぱり踏み出せなかった。
布団で一日終わらせたくなくて
僕自身も午前中は休みだったので、「せっかくだから、外に出ようか」と誘いました。
選んだのは、家の近くの河原の土手。人通りが少なく、静かに歩ける場所です。
「人が来たら、パパが目潰しするから、お前はタックルな」なんて、バカな冗談を言いながら、並んで歩きました。
自然の中で、少しだけ笑えた

散歩中、毛虫の行列を見つけたり、クマンバチが飛んできて驚いたり。そんな些細な出来事で、少し笑う場面もありました。
学校には行けなかったけれど、笑った。歩いた。それだけで十分だったと思えました。
小学校では行けていた。でも今は違う
小学校の頃は、先生との信頼関係がありました。話しかけるのが苦手でも、安心できる存在がいたから、毎日学校に通えていたのだと思います。
でも中学に入って、その「安心」がなくなりました。急に人間関係も環境も変わり、不安だけが大きくなってしまっているように見えます。
登校できなかった日も「進んだ日」
たとえ学校に行けなくても、「今日は歩いた」「笑った」といった小さな行動が、次につながると信じたい。
親としてできることは少ないけれど、ゼロの日をつくらないように、そっと横にいることを心がけています。
同じように悩んでいる方へ
「登校できなかった」と一言で片づけられない日々があります。玄関のドアの前で止まる勇気。散歩で見せる一瞬の笑顔。すべてが、その子にとっての挑戦です。
この記録が、どこかで同じように悩むご家庭の「ヒント」や「安心」につながれば幸いです。
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